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ハイムの話パート6。(金髪ケイトとのシドニー決戦)

おはよう(*^_^*)いい天気だね。今日は絶好のお花見日和。だけど、私はこれを書く。そう。
ハイムの話パート6。

その日から私はシドニーのバックパッカーズプレイスを転々とする。(まだ旅を続けていた
かったから。)ハイムはグリーブのマークのところに泊まっていたんだけど、心配なのか会
いにきてくれた。

この場所は君にはふさわしくないよ。べいべ~。
え?どうして?
昼間から酒を飲んでるようなやつらがいるような場所に君をひとりでおいて置けない。

そして連れて行かれたのが、日本人が多いユースホステル。
「はいむ~~~~~!!」と抱きついてきたのは、インド調の洋服を身にまとったまさよ
ちゃん。(仮名)そして彼女の友達のともこちゃん。(仮名)

二人とは、ケアンズへ行く前、マグネティックアイランドであったんだ。
クレージーな子達だろ?
と紹介されて、ななお顔をひきつりながら笑う。日本人と会うのも久しぶりなら、日本語
を話すのも久しぶりだった。嬉しかったはずなんだけど、、、

だれ?彼女?
うん。こっちもクレージーな日本人のななお。

よろしく。彼女の顔に明らかに敵意が見れる。
まさよちゃんがハイムをすきなのは明らかで、ななおの存在は彼女の気持ちをガイしてし
まったらしい。

ハイムが頼んだら、ともこちゃんのアパートに泊まらせてくれることになったんだけど、、、
とても居心地が悪くて1日いるのがやっとだったのですぐにまた違う場所を探してさまよ
った。

ダーリン。どうしてともこの所を出たんだよ。
電話するとハイムはそういった。ん?いろいろあって、、、、、(ハイムはちっとも気がついていなかった。自分が原因だなんて、、、)

じゃタウンホールで待ってて、今日はマークの家でぼくが料理を作るんだ。ななおもおい
で。迎えに行くからその前に映画かなんか観よう。ハイムは次の日香港へ発つ。

ふたりでナイトフェアー??だったかな??ものすごく怖い映画を観て、縮み上がったけ
ど、、、その後ダーリングハーバーでデートした。ダーリンぐはーばーだよ。ダーリン。な
んていいながら、浮かれてブーメランを買うハイム。これを練習してイスラエルに帰った
ら弟に教えるんだ。
今からぶんぶん振り回してる。

私たちはお金がなかったから贅沢な旅やデートはしなかったけど、それが逆に心地がよか
った。どうすれば安く切り詰めて楽しいことが出来るか。考えて行動する癖がいつのまに
かついていたらしい。それが逆に豊かな気持ちにさせてくれていた。

人ごみにつかれるとすぐに芝生にねっころがってぼーっと青空を見つめていた。アイムプ
ラウドオブユー。ハイムは私を見つめてそういった。
私もハイムを誇りに思っていた。自慢のボーイフレンドだった。

だけどメアリーとその娘のデザリーにとって、イスラエル人ヒッピー????ななお。お
願いだから止めなさい。そんな人と付き合うのは。彼はいい人?ロマンティック?あたり
まえじゃないの。ジューリッシュはみんなそう見えるもんなのよ。いい?いますぐ別れて
帰ってきなさい。

だからメアリーのところには帰らなかった。こんな素敵な人を彼の出身国やイメージだけ
で判断されてしまうことがものすごく悲しかった。

今日はホムスを作るんだ。ハイムははりきってひよこ豆やゴマのペーストを買っていた。
ホムス????それはいったい何?そういえば、ずっと食べたいっていってたっけ。

じゃ、ななおはビールを買って。だーりん。またそんなに飲むの?
だって、マークにおみやげ、、、ほんとぉ???ほんと。(*^_^*)
旅の間、ハイムのおかげで禁酒と節煙できたんだけど、ひとりで旅をするようになってま
た飲み始めてしまった。恋をしている時のひとりだけの時間を埋めるのがとても下手な女
の子だった。 マークとその友達のディビット、そして彼の奥さん、そして友達のビルは本当に素敵な人
たちだった。アレサフランクリンのレコードを流しながら、ハイムから色々聞いてたよ。
いらっしゃい。ななお。

きゃ~~~かっこいい。この人たち。
だろ?中身がいい人程、本当にかっこいいものなんだ。
あ~~なるほどね。

ハイムはホムスを作るのに夢中で私はマークたちとインドの話をしていた。

「インドはもう行ったの?」

これはひとり旅をしていると必ず聞かれる言葉だった。それも瞳が綺麗な人から言われる
言葉。インドが好きな人たちの瞳は全然違ってた。全然違う人たちなのに、共通して目が
綺麗だった。これはななおが世界を旅して体で感じたことのひとつ。インドには絶対何か
がある。

ハイムがシドニーを出たら香港経由でインドに行くって言うんだ。
だから、私はその後を追いかけてインドへ行く。

絶対行ったほうがいい。早いうちに。君ならきっと好きになるよ。

彼らがなぜ口々に早いうちにというわけは、感性が若いうちに。という意味にもとれるけ
ど、インドも乱開発がすすんでしまっているという意味でもあった。30年前はきっと日本
もこうだった。ハイムはよくそういっていた。

そのときドアベルがなった。ホムスのミキサーの音でなかなか気がつかなかったけど、マ
ークが戻ってきて、ハイム。君にお客さんだ。と言った。

金髪のその女の子は、私の顔を見て。は~~~~いななお!と言った。
あ、、、、ケアンズで一緒だったケイトだ。
ケイトは少し顔が引きつっていて、ハイムをひっぱって外に出た。

マークは肩をすくめてなんだろうね。って顔をしながらまた席に着き、インドの話をして
くれた。だけど、知らなかった。あの二人はまだ続いてたのか、、、、、いったいどうやって
連絡とりあっていたんだろう???ほぼ毎日私が一緒にいたのに。
ハイムがあまりにももててしまうのでななおはいいかげん慣れては来ていた。そしてこの
人にヤキモチをやいても無駄だと思っていた。なぜなら彼がもててしまうことは悪いこと
ではないし、自分が私に対して悪いことをしているとも思っていない。

おまえはアラブの王様か。たまにそう言って殺されそうになるななお。(~_~;)

ハイムが帰ってきた。
「女の子はわからない。」とため息をついている。
ななおはいつもそうなんだけど、こういうときは余裕の顔をしてしまう。
ハイムに詰め寄ったりはしない。逆に遠くへ逃げる体勢にはいる。

どうしたんだよ。マークが聞いた。彼女は?帰った。
「怒られたよ。電話しなかったことはそんなにいけないことなのか?」
ななおはこの瞬間。勝ったと思った。ハイムに怒る女は負けである。怒るのではなく見守
ってあげなくてはいけない。

彼は自分の思うように生きている。ただそれだけのことだった。

ほかの事ではなんてことはない。彼が正しいと思えたけれど、女の子に対する考え方だけ
は許せない。なんとかしなくちゃ、、、、だけど相手はハイムだ。鳥のように自由に飛んでいたい男だった。

それにななおはもうすぐこの人と別れなければいけないんだった。
この人をインドへ送り出さなければいけないんだった。

その朝はやってきた。最後の最後コール。(空港アナウンスでハイムショーさん。)と呼ば
れるまで空港で飲んでて、そしてさよならは言わないよ。といって最後に長いキスをした。そして彼は行ってしまった。

ビルが送ってくれたんだけど、ななおの落ち込みは半端ではなく、ずっと泣いている私に、つらい時はいつもここに来るんだ。
と海(秘密の場所)へ連れて行ってくれた。大きな岩の上にふたりで乗って荒れた海をい
つまでも見ていた。

それから次に彼にあうまでななおは誰かに恋におちることはなかった。 誰にも興味がわかなかった。ハイムじゃなきゃ嫌だった。次に彼に会えるその日までもっとすてきな女になろうと決めていた。

というわけで、、次はハイムの話パート7(再開編)



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